市外局番

読売新聞　市外省略に「使われておりません」、総務省が改善要請

　固定電話の市外局番が同じなので省略してダイヤルすると、「現在使われておりません」というアナウンスが流れるのは不適切だとして、総務省は２３日、ＮＴＴ東日本とＮＴＴ西日本に改善を要請した。
　市外局番が同じでも、市内通話料金（昼間は３分８・５円）で通話できる区域と市外通話料金がかかる区域がある。後者の区域に電話をかける場合、市外局番からダイヤルしなければならない。例えば、市外局番が同じ０４８のさいたま市から埼玉県川口市にかける場合だ。
　同省が昨年５月に寄せられた行政相談を契機に調査したところ、この場合に市外局番を省略すると「おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめになって、もう１度おかけ直し下さい」とのアナウンスが流れる。通話料金はかからないが、同省は〈１〉アナウンスを「市外局番からおかけ直し下さい」などに変える〈２〉市外局番が必要であることを電話帳などで周知する――との改善を求めている。


市外局番は段々短くなる傾向にあるようです。私もあちこちの市町村にいたり、電話をかけたりして知っている限りでも、0286→028(宇都宮市)、02854→0285(栃木県下野市(旧南河内町))、05372→0537(静岡県掛川市)などがあります。
しかし最近まで知らず、びっくりしたのが千葉県柏市と埼玉県所沢市です。もとの市外局番は調べてみないとわかりませんが、今の市外局番は何と04です。東京03、大阪06に続く2桁市外局番がいつの間にか登場していたことになります。柏と所沢では離れているし、県を跨ぐのに市内通話が出来てしまうのかと思ってしまいます。

固定電話でも最近はよくかける通話先は全て登録、ワンタッチで発信するようになると、携帯同様相手先の電話番号をいちいちダイヤル(死語？)することもなくなり、市外局番から登録しておけば何の問題もないのでしょうけれどね。