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郡山の音楽都市指向 [音楽/読書]

河北新報 「音楽都市」旅立ち祝う 郡山で記念式典

郡山市原市長.jpg  音楽によるまちづくりを目指す「音楽都市」を3月に宣言した福島県郡山市は24日、市民文化センターで記念式典を開き、約1500人の市民らが新たな旅立ちを祝った。

 郡山市出身の世界的作曲家湯浅譲二さん、指揮者の本名徹次さんらを迎え、パネル討論が行われた。湯浅さんは「これまで市民の力でやってきたこととは違う部分で行政が動くべきだ」と指摘。本名さんは「郡山にしかないコンサートホールがあってもいい」と提案した。

湯浅譲二.jpg 全日本合唱コンクール全国大会の金賞を28年連続で計29回受賞している安積黎明高や、2003年から3年連続中学日本一となり河北文化賞を受賞した郡山二中の生徒による全国レベルの合唱なども披露され、祝賀ムードを盛り上げた。

 原正夫市長は「宣言を機にこれまで以上に魅力と活力あるまちづくりを進めたい」と話した。


大きな自治体ですから、経済力もあり、「音楽都市」を目指すのも難しいことではないかも知れませんね。
新幹線が通っていることもあり、クラシックをはじめ音楽祭を企画すれば、東京や他地域から聴衆を集めることも期待されます。

一番力を入れて欲しいのは、やはりソフト面です。音楽活動の振興‥オケの結成や助成、音楽教育重点化など、日本一を目指すくらいの心意気でぜひ頑張って欲しいと思います。

ここで間違って欲しくないのは、例によってハコモノ行政です。既に立派なコンサートホールもあります。まずは施設ありきで、まだ演奏会の予定も組まれぬうちからいくつも演奏会会場を作っておこう、などとは思わないで欲しいと思います。
郡山市民文化センター.JPGまずは多くの音楽団体を育成し、本当に演奏会場が不足したらその時にコンサートホール新設を検討すれば良いでしょう。

誤った方向に進んで「音楽都市」指向が頓座せぬことを切に祈ります。
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