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無意味な厳罰化 [車/バイク]

時事通信 はねた女性の首絞める=「事故隠そうと思った」-殺人未遂で会社員逮捕・千葉県警

市原警察署.jpg 交通事故を隠すため女性の首を絞めて殺害しようとしたとして、千葉県警市原署は27日、殺人未遂容疑で、同県市原市国分寺台中央、会社員尾崎清隆容疑者(32)を逮捕した。容疑を認め、「騒がれたので、事故を隠そうと思ってやった」と供述している。
 女性は事故と首を絞められたことで、腰の打撲や頸部(けいぶ)の擦過傷など2-4週間のけがを負った。
 調べでは、尾崎容疑者は26日午後7時10分ごろ、同市大桶の路上で乗用車を運転中、歩いていた同市の無職女性(37)を後ろからはね、首を両手で絞めて殺害しようとした疑い。


この事件は過失による事故のみならず、殺人未遂事件になってしまいました。こうなるとこのドライバー・加害者に対する情状酌量の道はきっと狭くなってしまうのでしょう。

市原市大桶.JPG被害者の女性の首を絞めようとしたことはとても許されることではありません。しかし私はこのドライバーを一方的に糾弾して終わり、で済ませるのは正義ではないと思っています。

以前にも書きましたがひとたび交通事故が起きてしまった場合、まず何をおいても考えなければならないのは、被害者の生命、外傷の早期治療です。今の法では、ひき逃げに対してさらに厳罰化を考えているだけで、被害者救護は義務とされても、それを以て刑事罰減刑となってはいません。

事故を起こしてしまったドライバーが狼狽し、事故を隠蔽しようとする行為は、その善悪を別にして、咄嗟の思考過程としてあり得るものです。こうしたパニック時の心理を、積極的な被害者救護に向けさせるのに、今の法は足を引っ張っていないでしょうか。
そもそも過失を罰するという業過致死傷罪から派生してしまった、より重い運過致死傷罪が、今回のニュース記事では殺人未遂というとんでもない犯罪をも誘発したとは考えられないでしょうか。

刑事罰を廃止して、とまでは行かなくても、少なくとも厳罰化はやめて、さらに被害者を救護し得た場合はそれに応じて行政処分も軽減するという、今と逆の考え方を導入するというのはどうでしょう。よほど事故の後の被害者を救済する可能性を上げると思います。
少なくとも被害者の頸を絞めるという愚行を誘発することはなくなると考えます。

運過致死傷罪は廃止して欲しいと願っていますが、取り敢えずそれは置いておきます。
とりあえず、バカのひとつ覚えの厳罰化はもうやめませんか。
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連続婦女暴行魔 中島大士

愛媛県今治市波止浜169在住の中島大士(なかしまたいし)は暴走族今治連合に所属する暴走族です。
彼らは少女を車で拉致して暴行を加えては、写真を撮り、自分たちには関東連合がバックについていると言って脅します。
そして、被害者の周囲で執拗に暴走を繰り返し、恐怖を与えて口封じをし、再び暴行に現れます。
今治連合の暴走族中島大士に気を付けて下さい。
by 連続婦女暴行魔 中島大士 (2015-12-24 04:43) 

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