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千代田区立図書館 [生活/くらし]

毎日新聞 区立千代田図書館:平日の閉館時間延長、午後7時→午後10時 公立で全国初 /東京

 ◇今春移転、仕事帰りもOK
 千代田区は、今春完成する区役所新庁舎ビルに移転する区立千代田図書館の平日閉館時間を、現行の午後7時から午後10時に延長することを決めた。仕事帰りの区民や在勤のビジネスマン、研究者など多くのニーズに応えるため。通年で午後10時まで開館するのは、公立の中央図書館で全国初という。【窪田千代】
 現在も区庁舎(同区九段南1)に併設されている同図書館は、約100メートル先に建設中の新区庁舎・国合同庁舎複合ビル(23階建て)の9、10階に移転する。新庁舎と同じ5月7日の利用開始を控え、開館時間や機能などのリニューアルを検討していた。
 最大の特徴は、官庁や企業が多く集まる大手町や多くの大学に近く、最寄りの地下鉄九段下駅から徒歩約3分という便利さ。そこで区民のライフスタイルの変化や仕事を持つ人の利便性を考慮し、夜の開館時間を大幅に延ばすことにした。また、面積は約1700平方メートルから約2600平方メートルとなり、専用の子供室やラウンジ、研修室などを新設。蔵書数も約15万冊から約20万冊に増やす予定という。
 同区は人口が約4万5000人だが、昼間人口は80万~90万人とされる。05年度の図書館利用者は約28万人で、4分の3が区民以外だった。同図書館は「昼間区民へのサービスも充実させたい。また、地元の出版界や古書店と連携して千代田の出版文化全体を支援していきたい」と話している。
 新図書館の開館時間は現行より1時間遅い午前10時。閉館時間は月~金曜が午後10時となり、土曜日(午後7時)と日曜日(午後5時)は現行通り。休館日は現行通り毎月第4日曜日。
 ◇豊島区も7月から--駅ビル直結で利用増見込む
 豊島区も、7月16日に新施設でオープン予定の中央図書館で、平日の閉館時間を現在の午後7時から午後10時に延長する。これまでの図書館は、近隣住民ら利用者の約7割が区民だったが、新施設が地下鉄有楽町線東池袋駅と直結した複合ビル内になり利便性が向上するため、ビジネスマンや埼玉県などからの利用者に配慮した。ビジネス関連図書の充実やパソコンを持ち込み作業できるスペースなど「ビジネス支援」にも力を入れる。



都心の図書館ならではのサービスですね。利用者には大変ありがたいと思います。
他の区は各区中央図書館(または中央機能図書館)が必ずしも便利な立地とも言い切れず、千代田区や豊島区のような開館時間延長はあまりメリットがないかも知れません。
もちろん住宅地の多い周辺区ではなおさらですね。
23区は完全に独立した自治体ではなく中途半端な存在とも言えますが、図書館のサービスもまちまちです。特に統一すべきとは思いませんが、お互いに良いところは取り入れて欲しいと思います。

一つだけ気がかりなことがあります。多くの区立図書館の司書の人たちが、外注~派遣となっています。千代田区・豊島区については最近行っていないのと、HPにも記載がないのとでわかりませんが、もし外注の場合、かなり無理な要求をその会社にしていないかが気になります。しわ寄せは実際に働く派遣社員の人にのしかかってくる可能性があるからです。
もし区職員が交代ででもこの開館時間のサービスを支えているとしたら、公務員の鑑と思いますが、果たしてどうなんでしょうか。


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