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石原三選地固めマラソン

スポーツ報知 慎太郎都知事 感動!泣けた…東京マラソン

 ◆報知新聞社後援 東京マラソン2007(18日、都庁前~有明・東京ビッグサイト=42・195キロ) 首都の主要道路を封鎖し、低気温、悪天候など不安要素を抱えながら、無事終わった東京マラソン。長年、実現を唱えてきた石原慎太郎都知事(74)は18日、「成功したと思う」と強調した。スタート台の上では思わず涙も流した都知事は、2016年の東京五輪の開催を目指し、4月の都知事選にも3度目の出馬を表明済み。民主党が対抗馬を擁立できていない現状からも、このまま、“独走”なるか注目が集まっている。
 スタート台から3万人の流れを見守る慎太郎知事に、ランナーの声が聞こえた。「ありがとう」。そのたった一言が心に届いた。「涙が出たねえ。こんなに『ありがとう』と言われたことはない」
 4日の青梅マラソンに続き、この日もスターターを務めた慎太郎知事。午前9時すぎ、ピストルを鳴らすと、日本陸連会長の河野洋平衆院議長とともに約30分間、手を振り続けた。また沿道で行われた応援イベントも視察。「寒いだろう」と笑顔で声をかけた。
 念願の東京マラソン実現に慎太郎知事は「やってよかった」と喜びの表情。「昨日も近くのホテルに泊まったんだけど、3、4人の人と会って徳島、岡山と遠くから来ている人が多くてびっくりした」と話した。
 自身も走ることが大好きな慎太郎知事。自宅ではいつもテレビで観戦するというマラソン・ファンでもある。2000年シドニー五輪で高橋尚子選手が金メダルを獲得した時は大喜び。小出義雄監督との師弟関係を例に挙げ「今の政治に欠けているのはあれだ」と絶賛した。
 かねてから東京マラソン構想は持っていた慎太郎知事だが、実は小出監督の一言がコースのヒントともなっていた。「数万人の市民ランナーが銀座を走るマラソンを作って下さいよ」-。当初はレインボーブリッジも走る予定だったが、傾斜がきついため断念。だが新宿、銀座や浅草を通る大規模なコースが実現した。
 課題は時期。この日は雨ということもあり、スタート時の気温は5度。レース後、6位だったアテネ五輪銅メダリストのデリマ選手に慎太郎知事が「ブラジルではこんな寒い所でレースやるの?」と聞くと、「ありません」と即答。同知事は「世界の市民マラソンが立て込んでいて(2月以外では)難しかった」と説明。今後は「多角的に努力する」と話した。
 この日はどこへ視察に行っても「ありがとう」を連発し、握手、写真撮影など大忙しだった慎太郎知事。ビッグイベントを成功させ、1か月半後には都知事選を迎える。



産経新聞 【東京マラソン2007】壮観 人の波 躍動

 ■雨・寒さ…178万人の声援に押され

 18日行われた国内最大の市民マラソン「東京マラソン」。気温5度、雨中のスタートは、午後からコースに日が差し込んだ。大規模な交通規制が行われ、給水所などには40万本の飲料水や約4万本のバナナなどが用意され、沿道には約178万人が集まった。トップ選手と市民ランナー3万人が首都を駆け抜けた約7時間を追った。(後略)




さすがに今回の東京マラソンをことさらに書き立て、自画自賛しているのは産経新聞ですね。馬鹿馬鹿しいので全文引用は避けました。そして交代で主催することになっている日本テレビ・読売新聞系も無批判賛美記事です。

都心の大々的な交通規制で、多くの都民などに迷惑をかけながらごり押しした本マラソン、何を今更「スタート台の上で涙」なんでしょうか。多くの警視庁の警察官も動員し、道路を渡れない歩行者のことは取り敢えず知らんぷり。まずはこのマラソンを実施してそのスタート台に立つことが最大の目的だったのでしょう。目的を達してうれし涙でしょうか。

対立候補が出そうにない次期都知事選、着々と三選目に向けて地固めが続いているようです。自分の政権維持のためには手段を選ばず、と言う印象を強くしました。
そしてそれに尻尾を振るフジ・産経グループ、日テレ・読売グループ。右を向いている人たちの結束も固いようです。


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