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柳沢伯夫とタバコ [医療制度/行政]

時事通信 喫煙で寿命3.5年短縮=禁煙すれば延長効果も-1万人調査・厚労省研究班

 たばこを吸う男性は、吸わない男性よりも40歳以降の余命が3.5年短いことが9日、厚生労働省研究班(主任研究者・上島弘嗣滋賀医大教授)の大規模疫学調査で分かった。たばこの健康への影響に関してはさまざまな研究があるが、日本人の寿命との関係が明確に数値で示されたのは初めて。
 研究班は1980年、全国から無作為に抽出した30歳以上の男女約1万人(平均年齢約50歳)を対象に、喫煙の有無や本数などを調査。男性の喫煙率は62.9%、女性は8.8%で、99年まで追跡し、この間の年齢層ごとの死亡率から各年齢の余命を試算した。
 この結果、たばこを吸わない男性の40歳時の平均余命は42.1年なのに対し、吸う男性は38.6年と、3.5年の差が開いた。
 以前吸っていて調査時までに禁煙した人は40.4年。他の年齢でも同じ傾向となり、禁煙による寿命延長効果が示された。

毎日新聞 <喫煙率>数値目標設定に難色 柳沢厚労相

 柳沢厚労相は8日の閣議後会見で、たばこの喫煙率を減らすための数値目標について「数字が個人の振る舞いと関係ないところで取りざたされるのはまずい」と述べ、設定に難色を示した。がん対策基本法に基づき設置された厚労省の「がん対策推進協議会」の議論で、国民の喫煙率半減を目標に掲げるべきだとの意見が出ていた。


同じ厚労省、と言っても研究班は真面目に疫学的検討を行い、喫煙の害をデータとしてきちんと出してきています。

一方柳沢伯夫氏のこの発言はどうしたことでしょうか。
本来、建前だけでも国民の健康増進を目標とすべき厚労省の代表として、喫煙率低下へ向けての目標設定に難色を示すとは‥。

根拠のない批判は「誹謗」でなく「中傷」と言います。中傷になりかねないのですが、もしや柳沢氏はJTから何やらもらっていたりしているのでは、などと想像を膨らませてしまいます。もちろん柳沢氏個人ではなく、自民党がJTから献金をもらったり、選挙時支持を受けていたりするからかも知れませんが。

タバコに関して厚労省には毅然たる態度を取って欲しい、と思います。所詮ムリなのでしょうか。


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