いけないんだぁ? [旅行]
読売新聞 列車通過待ちの間にパズル、JR山陰線で26歳運転士
JR西日本米子支社の男性運転士(26)が8月、山陰線の大山口駅(鳥取県大山町)で、普通列車に乗務して対向列車の通過を待つ際、運転席で升目を塗りつぶして絵を描くパズルをしていたことがわかった。
同支社は乗務中の勤務態度を定めた社内規則に違反するとして処分する。パズルを解いているのを目撃しながら注意しなかった年下の男性車掌も指導した。
同支社によると、運転士が乗った鳥取発米子行き普通列車(2両)は8月7日午前8時48分、大山口駅に到着。通過待ちで11分間停車する間、パズルをしていた。JR西日本のお客様センターに、携帯電話で写真を撮った乗客からメールが届いて発覚した。
少し古いニュース記事になりました。
確かにJR社内規則違反なのでしょう。褒められた行為ではないでしょう。
しかしこのニュース記事にイヤなものを感じます。通過待ち停車中列車の運転士に何かその間しなければならない作業があって、それを怠ってパズルをやっていたのなら問題です。まして、走行中に視線を手元に落としてパズルをしていたのなら、これは危険運転ということになります。
停車中何もすることがなくて手持ちぶさたなのは容易に想像がつきます。安全運行に何も問題のない範囲で、ちょっとやりかけのパズルを取り出してやっていただけのことでしょう。
いくら規則違反だからと言って、携帯で写真まで撮って本社「お客様センター」までメールで送りつける‥間違った行為とは言えませんが、それを実行した乗客に心の貧しさを感じます。
小学校の放課後、掃除のあと、お帰りの時間に「○×君が廊下を走りました~」と告発合戦をした覚えのある人も多いかも知れません。それと同じレベルにしか見えないのです。
もっと糾弾すべき巨悪はいくらでもあるだろうに、とつい思ってしまうのです。
本件で注意しなければならないのは、当該運転士が「JR西日本」の所属だった、と言う事です。
JR西日本はご存知の通り、「信楽高原鉄道での正面衝突事故」や「福知山線での脱線事故」といった重大事故を繰り返してきた”日本一危険な鉄道会社”ですから、利用者が神経過敏になるのも致し方ない面があるのではないか、と私は考えます。
by yokohamachuo (2007-11-18 23:17)
確かにJR各社の中でも、ご指摘のような事故を繰り返してしまった会社でもあり、厳しい目が注がれるのもやむを得ないでしょうね。
自分の乗った列車ももしかしてパズル運転士のせいで事故に‥?などと思ったかも知れません。
現場も気を緩めてはいけませんが、日勤教育やいじめ、スピード至上主義のようなJR西日本の持っていた本質を改めることも必要なのだろうとは思います。こうした点も改善されたのかどうかも気にはなりますね。
コメントありがとうございました。
by 筍ENT (2007-11-19 00:17)