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副都心線・東武東上線優等列車 [旅行]

asahi.com コミミ口コミ 東京メトロ副都心線の「急行」に東武や西武も対抗

東京メトロ副都心線.jpg 6月14日に開業する東京メトロ副都心線と、同線に直通運転する東武東上線、西武池袋線の新しいダイヤが27日、発表された。東京メトロでは初の「急行」運転が行われ、これを受けて、東武と西武もスピードアップに熱を入れたダイヤになっている。(アサヒ・コム編集部)

 東京メトロ副都心線は、和光市(埼玉県)と渋谷(東京都)を結ぶ。和光市―池袋間は、現在の有楽町線などの線路を走る。

 副都心線の急行は、和光市―渋谷間では途中、小竹向原、池袋、新宿三丁目だけに停車。同区間を25分で結ぶ。急行は日中、毎時4本運転される。朝夕は、和光市―小竹向原間が各駅停車になる「通勤急行」も運転される。各駅停車の追い抜きは、小竹向原と東新宿で行うという。

 さらに、有楽町線にも、和光市―池袋間で小竹向原のみに停車する「準急」が新設され、毎時4本が準急になる。副都心線の急行と有楽町線の準急は、和光市―池袋間を14分で結び、各駅停車と比べて5分短縮される。

 副都心線には、東武東上線と西武池袋線が直通運転する予定で、両線とも副都心線開業に合わせてダイヤ改定をする。両線ともターミナルは池袋。副都心線や有楽町線は、直通相手でありながら、「競合路線」になる関係にある。メトロの「速達化」に対抗する形で、東武・西武ともに、より速達性や利便性を向上させる方針だ。

東武東上線TJライナー.jpg 東武東上線では、現在は日中と夜間のみの「急行」が、朝の通勤時にも運転される。和光市―池袋間を現在よりも6分速い、最速13分で結ぶほか、通勤急行や準急の所要時間も平均で2~3分短縮させるという。「一部の列車が副都心線経由に切り替わって、本数が減ることと、各駅停車の待ち合わせを1駅から2駅に増やすことで、スピードアップを実現した」(東武鉄道広報部)という。

 日中には、準急の一部を急行に格上げし、急行は毎時5本となる。夕方には、定員制の「TJライナー」を新設。18時から22時50分まで、ほぼ1時間おきに運転される。また、その折り返しの上り列車として、特別料金のいらない「快速急行」が新設される。

 西武池袋線では、朝の上り快速池袋行き(毎時4本)を、副都心線直通の渋谷行きにする一方で、通勤準急を練馬に停車させ、練馬―池袋間の利便性を向上させる。また、日中の有楽町線直通の「快速」(毎時2本)を、副都心線直通に切り替えるほか、清瀬―渋谷間の各駅停車(毎時2本)を新設する。

 「西武線内を快速として走る直通列車は、副都心線ではできる限り急行として運転させ、速達性と利便性の向上を図りたい」(西武鉄道広報部)としている。


西武池袋線6000系.jpg先に、副都心線に千川・要町駅を設置したという記事を読んで、同線の低速化を懸念する記事を書きました。しかしこのニュース記事で少し安心しました。

それにしても停車駅増加や新駅設置はいつも無批判に行われますが、こうした優等列車設定は、競合路線がないとなかなか行われないのが残念です。

ひと頃の関西地区の阪急・JR・阪神のスピード競争は、JR線で、新幹線駅(新大阪や西明石)まで通過する新快速の存在など、時刻表を見ているだけで気持ち良いダイヤを生みましたが、昨今はどの路線も停車駅増加の歯止めがかからない状況です。しかも停車駅増加させて所要時間延長を極力抑えようとしたために、悲惨な事故を招くという事態も起きてしまいました。

やはりどの路線でも思い切って停車駅を絞った優等列車を設定して欲しいと思います。無理な巡航速度を設定しなくても、一駅通過するだけで数分の時間短縮が図れるはずです。

どうしても新駅設置をするのなら、速達列車の設定を積極的に推進して欲しいと思います。

それにしても副都心線は各駅停車も千川・要町は通過して良かったのではないかと思います。京王電鉄では、都営新宿線に乗り入れない列車は普通電車でも幡ヶ谷・初台の2駅には停車しません。新宿-笹塚間3.6kmをノンストップで走ります。
こうしたやり方も検討されても良かったのかも知れません。
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