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警察は無謬だ [生活/くらし]

時事通信 面倒、多忙、警察嫌い…=得にくい国民の捜査協力-警察白書

警察白書.jpg 「面倒」「多忙」「警察を快く思わない」-。そんな理由で、警察が国民の捜査協力を得にくくなっていることが、2008年版警察白書から読み取れる。「聞き込み」を糸口に解決した事件数も大幅に減っており、「協力の確保は急激に困難になっている」としている。
 警察庁は1-2月、第一線の刑事警察官に日ごろ感じる困難や課題をアンケート。全国の計2454人から得た回答を白書に載せた。
 それによると、「捜査への協力を得ることが困難と感じる」は79.2%に上った。最も多い理由(複数回答可)は、「警察に話すのが面倒と考えている人が多い」の58.3%。次が「情報提供に慎重な会社が多い」の48.2%で、「多忙で協力をためらう人が多い」の31.9%、「警察を快く思っていない人が多い」の30.8%、「何の得にもならないと考えている人が多い」の26.4%と続いた。
 困難と感じる具体的な場面は、「資料の任意提出を拒まれる」の52.3%が最多。「関係者が氏名を明かしたがらない」は43.2%、「住民に聞いても情報提供を拒まれる」も29.8%あった。


警察庁.jpg以前より関西の方が関東より警察に対する市民の協力が得られにくく捜査しづらいという話を聞いたことがありました。これが全国的に広がって来たということでしょうか。

警察が市民に媚びを売って人気取りをする必要はありません。しかし、必要以上に「嫌われるようなことをして来ている」のは間違いないでしょう。

身近なところから思い出してみると、車庫証明をもらいに警察署の窓口に行くと、他の役所に輪をかけて高圧的です。訪問者はお上にものをお願いしにお伺いつかまつる、という心境をよく実感できます。

でもそんなことより、警察の暴走が咎められているのではないでしょうか。以前にも取り上げましたが、犯人を捜して検挙し送検するという、手間のかかる事件よりも、赤児の手をひねるより簡単な過失犯を鬼の首を取ったかのように糾弾し、勝ち戦とばかりに送検する。
ところが負けてしまったのが福島県立大野病院事件のような医療事件だったりする訳です。

そして相変わらず無謬を装うことには必死です。決して警察のやることに間違いはないのだと主張し続けます。何度も取り上げた同じようなケース、下記にまた載せてみます。

毎日新聞 <事故>バイク、標識柱に衝突少年死亡…パト追跡中 横浜

緑警察署.jpg 21日午後10時45分ころ、横浜市緑区寺山町の県道で、同市瀬谷区本郷1、無職、村山慶哉さん(17)のバイクが標識柱に衝突し、転倒した。村山さんは頭を強く打つなどして約6時間後に死亡した。

 神奈川県警緑署の調べでは、村山さんがヘルメットをかぶらずに無灯火で走行していたとして、県警自動車警ら隊のパトカーがサイレンを鳴らして約300メートル追跡。パトカーは交差点の赤信号で停車したが、バイクはそのまま走り続け、約700メートル先で道路左側の歩道に乗り上げて標識柱に衝突したという。

 村山さんは今月1日に原付き免許を取得したばかりだった。現場は緩やかな右カーブ。【杉埜水脈】


なぜかこの記事にはないので、私が続きを書いておきましょう。

緑警察署○○署長は「追跡は適切な行為であり問題はないと考えている」と述べた。

同じような不幸な事故が何回繰り返されても、全国の警察は判で押したような対応ですね。「反省」という文字は警察の辞書にはないようです。
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