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国民監視さらに推進‥DNA情報

時事通信 DNA型鑑定、警察庁も実施=データベース充実を加速-容疑者分、2010年から

 警察庁は2010年春をめどに、容疑者の「DNA型」鑑定を始める方針を固めた。これまで都道府県警が行ってきた鑑定の大部分を引き受ける。欧米の捜査当局と比べ、登録数の少ないデータベースの充実を加速させ、検体をまとめて鑑定することで作業の効率化も図る。


DNA解析.jpg短いニュースです。読み飛ばしてしそうな記事です。しかし恐ろしいことが始まろうとしていると思います。

何度か書いて来ましたが、国家は国民総背番号制を完成させました。基礎年金番号だけではどうも信頼性が落ちるようで、住基ネットを強引に発足させ、異を唱える自治体も力でねじ伏せて来ました。司法も国民管理を進める権力を止めようとはしませんでした。

国民総背番号では飽き足らないようです。監視カメラで国民の行動を把握することを推進しています。それだけでは不十分と考えてか、究極の個人情報であるDNA情報を収集に本腰を入れ始めたということです。

反乱分子と見なされた人物は監視カメラでその行動を追い、必要があれば、身体から剝離されたタンパク質を密かに収集し、公安が捜査に利用することが予想されます。
犯罪捜査のため、というのは大義名分に過ぎないでしょう。

オービス逃れ防止のため、という大義名分で赤外線反射ナンバープレートカバーを、条例まで作らせて禁止し、Nシステムで全ての車両の動きを把握しようとする警察のことです。DNA情報が何に利用されるか、恐ろしいと思います。
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