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居眠り運転予防 [車/バイク]

東京新聞 香りの空気砲で居眠り運転防止 眠気感知すると発射  /栃木

香りの空気砲.jpg においで居眠り運転がなくなる? 作新学院大学(宇都宮市)が富士重工業などと協力し、運転中のドライバーに香りがついた空気を噴射して居眠りを防止する装置の研究に取り組んでいる。将来は製品としての実用化も検討中だ。 (横井武昭)

 取り組んでいるのは同大大学院心理学研究科の松本秀彦准教授(40)と同大学院一年武藤佳世子さん(23)ら。二〇〇七年二月に富士重工から松本准教授に協力依頼があり、武藤さんが、香りが心理に与える効果を脳波で分析するアロマコロジーの研究を希望していたことから、共同研究を始めた。

 「香りの空気砲」と名付けられた装置は、穴が開いた箱の中に煙を充満させ、穴の反対側をたたくと輪になった煙が押し出される原理を応用。脳波の動きやまばたきの頻度などでコンピューターが眠気を感知すると、車のダッシュボード付近に設置された小箱から、香りのついたリング状の空気をドライバーの鼻先目がけ発射する。

 香りは覚せい効果のあるレモンやペパーミントなどを使う。同じ香りを長時間かぐと慣れてしまうため、車内に充満しないよう量を最小限に抑えた。

 研究室にドライビング・シミュレーターを用意し、学生や派遣社員らに協力を依頼。香りの濃度を変えるなどして実験を重ね、眠気や疲れに香りが効果的であることが確認できた。将来はスバルなどで車載用として商品化が検討されている。

 武藤さんは「嗅覚(きゅうかく)には個人差がある。今後はどの種類の香りをどのタイミングで出すのかなどの課題を追究し、研究を続けたい」。松本准教授は「香りを使い、リラクセーション効果によるストレス予防や、認知症患者へのケアなどにも幅広く応用できれば」と意欲を語った。


作新学院大学.jpgこうした研究開発に敬意を表したいと思います。事故と言えば処分、厳罰化、それで事故を減らせると思っている単細胞者が多い中で、いかに事故の元の芽を摘んで行くか、という方向のアプローチは素晴らしいと思います。

以前から取り上げている飲酒運転厳罰化の不毛さに加えて、どちらかというと過労などに伴う居眠り運転の防止という点からはアプローチがあまりなかったように思います。強いて言えば、トラックドライバーなどの雇用者側を「罰すること」くらいしか思いついて来なかった警察・検察、たまに自社製品のガムのCMで居眠り運転の危険さを訴える食品会社くらいしか耳にしたことがありませんでした。

以前長野県内の国道18号線を走っていたら、フクロウのマークのついた、居眠り運転警告装置を見たことがありました。どういう原理で作動して、どのように居眠り運転に警告を発するのか未だに知りませんが、少なくともそれが全国的に広がっている様子はありません。

今回の作新学院大の研究が居眠り運転防止に大いに役立ってくれれば、と願います。そして居眠り運転に限らず、自動車運転に限らず、過失が事故を引き起こす構造において、過失発生を防ぐ手段をもっと見出す努力が求められると思っています。繰り返し書きますが、事故の結果に厳罰化を以て対処することは、全くナンセンスです。
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連続婦女暴行魔 中島大士

愛媛県今治市波止浜169在住の中島大士(なかしまたいし)は暴走族今治連合に所属する暴走族です。
彼らは少女を車で拉致して暴行を加えては、写真を撮り、自分たちには関東連合がバックについていると言って脅します。
そして、被害者の周囲で執拗に暴走を繰り返し、恐怖を与えて口封じをし、再び暴行に現れます。
今治連合の暴走族中島大士に気を付けて下さい。

by 連続婦女暴行魔 中島大士 (2015-12-24 03:23) 

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