SSブログ

格差拡大、新たなる貧困を作った者 [生活/くらし]

産経新聞 新たな貧困 「小泉改革が生んだわけではない」

 自民党の中川秀直幹事長は26日の記者会見で、塩崎恭久官房長官が非正規労働者の増加を「新たなる貧困」問題と指摘したことについて、「小泉改革が『新たなる貧困』を生んだわけではない。そういう言葉を使うならば、定義をしっかりすべきだ」と批判した。
 塩崎氏は24日の政府・与党協議会で「新たなる貧困」との用語を使用。記者会見でも「小泉構造改革のもとで非正規雇用が増えた。働いてもなかなか報われない『新たなる貧困』問題を我々も正面から受け止めて解決していかなければならない」と述べていた。



タイトル通りと思います。格差拡大でもいい、新たなる貧困でもいい、貧富の差を拡大させたのは、別に小泉内閣だけではありません。小さな政府を掲げ、景気の改善を訴え大企業の減税、庶民の増税・各負担増を行う。格差拡大は当然の結果です。


私が連想したのが、トランプのゲーム「大富豪」です。「大貧民」「階級闘争」などの別名もあり、またかなりのローカルルール、バリエーションがあるようです。たいてい2が強く、3が最弱、ジョーカーは2に勝つ、または好きなカードの代わりになる‥など。
カードを配布したあと、そのゲーム開始前に大貧民(最下位)は大富豪(最上位)に強い札を献上し、同数の不要なカードを返されます。下位ほど不利なカードで次のゲームが続けられる訳です。

歴代内閣、というより代々の政府がやって来たのが、この献上・返戻カード枚数を増やすような措置と思います。今さら総理大臣が再チャレンジなどと言葉だけ並べても説得力がありません。大貧民が大富豪にのし上がるのはなかなか難しいゲームです。

蛇足ですが、私が昔このゲームで遊んでいた時のルールは、ローカルかも知れませんが、配布カードで、誰か一人に2が4枚集中すると、「天変地異」と称して、大富豪から大貧民までの順位を全部入れ替える約束がありました。

この記事を書いた後、毎日新聞の調査記事がありました。

小泉政権下で地域間格差が拡大したことが実証されたとのことです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ブルーレイの勝ち?及び腰の高裁 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。