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特急停車駅・本庄 [旅行]

毎日新聞 <特急停車せず>運転士「忘れた」 埼玉・JR本庄駅

 10日午後0時25分ごろ、埼玉県本庄市のJR高崎線本庄駅で、同駅に停車予定の上野発長野原草津口行き臨時特急「草津83号」(7両)がホームを通過し、約450メートル先で非常停止した。乗客約360人にけがはなかった。  JR東日本高崎支社によると、男性運転士(36)は「止まるのを忘れていた」と話しており、通過に気づいた車掌が列車最後尾の非常ブレーキで停止させた。  列車は引き返さず、21分後に運転再開。同駅で降車予定だった乗客1人は臨時停車した次の駅で降りて引き返し、本庄駅からの乗客はなかった。影響で上下5本が遅れ、約2300人に影響した。【町田結子】



この特急列車の本庄停車ミスを糾弾しようという記事を書くつもりはありません。そんなことより、この記事の中の一文に注目してしまいました:「‥同駅で降車予定だった乗客1人は‥」。

かねてからJR等の優等列車停車駅安売りに批判を書き続けて来ましたが、本庄駅についてもそもそも特急をとめるべき駅だったのか、はなはだ疑問です。
かつて荒船清十郎元運輸相が、2つ東京寄りの深谷駅に無理矢理急行を停車させた事件がありました。本来停車させるべきでないとされたこの深谷は、市民人口が146,562人です。一方本庄市は82,449人だそうです。

そもそも本庄駅に優等列車をとめる必要があったのでしょうか。東京からの距離を考えたら、現在運行されている列車の中では、快速のみで十分なのではないですか。

ニュース記事の特急草津83号の乗客約360人のうち、本庄駅下車予定者が1人だけだったということです。約359人の乗客は、本庄停車のために、目的地までの到達時間が数分遅くなるという不利益を被っている訳です。

政治の影響を断ち切り、JRも民鉄も、新駅設置、優等列車新規停車に対しては慎重にするべきであると同時に、ダイヤ改正で一度停車を決めた駅の新規通過を積極的に考えるべきです。


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