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言論統制進行中 [生活/くらし]

時事通信 自衛隊が市民団体を調査=「内部文書」公表、共産指摘-イラク派遣反対運動など

 共産党の志位和夫委員長は6日、自衛隊関係者から入手したとする「内部文書」を公表し、「陸上自衛隊の情報保全隊が市民団体やジャーナリストの活動を監視している」と指摘した。文書は、自衛隊のイラク派遣に反対する団体、個人の調査結果が中心だが、年金制度や消費税に関する集会の報告もあった。同党は「表現の自由やプライバシーを侵害する行為で、憲法違反だ」としており、政府に同日、監視活動の停止を申し入れた。
 防衛省はこれに対し、「内部文書かどうか確認できないが、この種の資料は作成した。イラク派遣の反対運動が高まっていた時期で、対応を考えるのが目的。違法性はない」としている。

これも少し古いニュース記事になってしまいました。
以前朝日新聞紙面から引用した、浦部法穂氏の「ムード的改憲論に警鐘」の中でも指摘されていました。

ここでは改憲の是非はともかく、日本において権力に対する警戒心が国民の間で希薄になっている点を問題にしたいと思います。

私が危機感を持って来た国民監視システム:自動車に対するNシステム、街頭監視カメラ、最近では新幹線新車両内にまで監視カメラが取り付けられています。住基ネットで国民総背番号制を完成させてしまいました。
国民はこれらの国の動きに対してあまりに無批判、無防備に過ごして来たと思います。

これらを進めて来たのはおおかた警察公安だろうと思っていたのですが、今回は自衛隊が反体制分子の行動把握を行っていたということですね。
戦前のアカ狩り準備をこれだけ堂々と行い、明るみに出るとしらを切り通そうとすることでしょう。

きっとこんなブログでも、誰かが監視して、私の行動を逐一記録している可能性もあるかと思うとぞっとします。


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yokohamachuo

昨今、かつての沖縄戦での集団自決の問題に注目が集まりましたが、上記記事のような監視活動が平然と行われていた点を鑑みれば、「自衛隊を含め、軍隊は自国民を守る為の組織ではない」という事実を証明したようなものです。
自国民を監視する暇があったら、もっと世界情勢の分析や災害復旧活動に時間と金をかけるべきでしょう。
by yokohamachuo (2007-07-18 00:21) 

筍ENT

コメントありがとうございます。
自衛隊の今回の行為は、旧日本軍と憲兵の仕事を両方請け負っているということを示しているようです。
一部は公安がやっているのでしょうけれど。
国民から指示、頼りにされなくなったら本当は自衛隊とは呼べないですよね。
by 筍ENT (2007-07-18 00:43) 

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