場違い [生活/くらし]
産経新聞 場外舟券売場設置計画中止 業者が倉敷市へ申し入れ
倉敷市玉島の商業ビルに、岡山市の業者が場外舟券売場「ミニボートピア新倉敷」(仮称)の設置を計画していた問題で、この業者が計画を全面的に中止することを同市に申し入れていたことが14日、分かった。
同市などによると業者は、当初の大規模計画を今年になって小規模な“ミニ”にするよう変更。鉄骨2階建てビルの2階部分に、発券窓口を15程度設ける計画で、1日約900万円の売り上げを見込んでいた。
この問題では、当初計画が表面化した平成17年以降、地元町内会や近隣にある小・中学校のPTAなどが設置反対をアピール。古市健三市長や市議会に設置を認めないよう陳情し、市長宛てに反対署名を提出するなどしていた。
業者が計画を断念したのは、規模縮小後も設置条件に不可欠な町内などの地元同意の見通しがつかず、建築基準法施行令の改正に伴い、今年11月までに得なければならない国土交通省の許可期限が迫ったことなどが理由とみられる。
業者からの計画中止について、同市競艇事業局は「20日に開かれる所管の市議会総務委員会で経緯などを報告する」としている。
8月のニュース記事です。
行ったことはありませんが、倉敷は大原美術館などで有名な美観地区の他に、合併した旧玉島市のエリア=玉島地区も古い趣きのある街並みのようです。ネット上で見ているだけで歩いてみたくなるような景色で、白壁、なまこ壁の建物が建ち並ぶ様子は魅力的です。
そんな街並みにはおよそ場違いな場外舟券売り場をよくぞ思いついたものです。どんな街並みの地区であろうとも、人々の射幸心に変わりはないでしょうから、確かに売り場を作れば馬でも船でも自転車でもギャンブルでの売り上げは見込めるでしょう。
しかし赤鉛筆を耳にはさみ、スポーツ新聞を片手にたむろする、東京・錦糸町あたりで見られそうな人々の群れとこのなまこ壁の倉敷玉島の雰囲気はどうやっても重なりません。
市長・市議会は、設置反対署名がなければ問題ないと見ていたのでしょうか。市の財源になり得ると見て、むしろ推進を図って来たのでしょうか。背に腹は代えられぬ倉敷市の財政状況であれば仕方ありませんが、市民以外の者から見ても、疑問符が灯ってしまいました。
おはようございます!
私の地元にも大きなボートのチケット売り場と
観戦できる会場があります。
そこは周りにはこれといってなにもなく、
でも、きれいな場所です。
今日はボートあってるのかぁってわかります、
混雑するので警備員の人が道路にたくさん立ってますから。
母によると、この付近では泥棒が多いとの事、
負けて盗みに入ったりするようです。
あと、車を売って帰ってしまったり・・・だから違う県の車が売りにだされているのかと。。。苦笑
だから、影響がまわりにもあると思います。
印象的にも。
by majubijou (2007-10-18 07:15)
どうしても公営ギャンブルの場所は治安も悪くなってしまうのですね。
困った人たちさえ来なければ、今時の会場はご指摘のようにきれいでいかにも家族連れも歓迎です、という雰囲気を醸し出そうとしているようですが、結局は公営博打に過ぎない訳です。
車まで売って帰るというのはスゴイですね。
やはり自宅のそばに公営ギャンブル会場も場外券売り場も来て欲しくないですね。
コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2007-10-18 23:40)