無謬主張する宮崎県警 [生活/くらし]
時事通信 被告の妻、遺書残し自殺=県警の聴取後「疲れた」-宮崎
宮崎県旧北浦町(現延岡市)の町議に対する住民税追徴の不正免除事件で、背任罪で起訴された元同町助役甲斐昭被告(64)の妻(60)が県警捜査2課から参考人聴取を受けた後、遺書を残して自殺していたことが23日、分かった。延岡署は同日、同市内の自宅に遺族を訪れ、「事情聴取に不備はなかった」と遺族に説明した。
県警によると、捜査2課は19日まで4日間、妻を事情聴取。妻は20日午前に自宅からいなくなり、家族が延岡署に連絡した。同署員が昼ごろ、市内の川で倒れているのを見つけた。同署は妻が橋から飛び降りて死亡した自殺とみている。
遺族によると、遺書は自宅のリビングで見つかった。「(取調官は)私が真実を云っても鼻で笑って、話を聞いてくれませんでした。もう疲れました」などと書かれていた。調書への署名を強要されたとした記述もあった。
今まで交通違反車両を追いかけていたら、その車両が信号無視したり、暴走したりして事故を起こしてしまった記事をよく読んで来ました。爾後の判で押したようなコメント「正当な追跡を行っており、問題はなかったと考えている」というコメントが発表されています。
今回の事件でも「事情聴取に不備はなかった」と言い張っていますが、元助役の妻が遺書に残した文は十分信憑性が高いだろうと思います。
取調官の事情聴取は、予め組まれたストーリーに反した供述は鼻で笑い、最終的に調書への署名を得て、被告人の刑事裁判での証拠収集をすることしか頭になかったのでしょう。
「事情聴取に不備がなかった」などと言い張っていると、佐賀県警のように将来に禍根を残すことにもなりかねません。警察は全国的に襟を正すべきであろうと思います。
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