警察は真実を明らかにせよ

東京新聞　拘置中の男性死亡　愛知県警、体調不良訴える

　愛知県警港署の留置場で、拘置中に倒れ意識不明の重体になった広沢正文被告（３２）＝窃盗罪で起訴、広島県庄原市＝が２５日未明、搬送先の病院で死亡した。名古屋地検が司法解剖して死因を調べる。

　港署によると、広沢被告は２３日午後５時５０分ごろ、留置室で倒れているのが見つかった。約１カ月前から体調不良を訴え、１９日に病院で検査を受けたが異常はなかった。

　広沢被告は今年１月、勤務先の会社の銀行口座から計２５０万円を引き出したとされる女の共犯として、ともに窃盗容疑で逮捕された。
（共同）

以前にもこうした事件を取り上げました。しかし待てど暮らせど続報がありません。今一度こうした事件を取り上げ、指摘しておきたいと考えました。

特に既往歴のない被告が拘留されている間に「体調不良」となり、「重体」となり、死亡しています。拘留中、取り調べの場などで本当に暴力をふるわれたりしたことはなかったのか。
暴力などはなくても、拘留中の被告の健康管理に責任を持つべきではなかったのか。疑問が沸いて来ます。

司法解剖ということで、例によってその結果は公表されません。そして解剖所見を受け取る名古屋地検は愛知県警と同じ穴の狢かもしれません。

新聞各社はこうした事件の続報をきちんと追って欲しいと思います。真実を明らかにして欲しいと願っています。