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毎日新聞 <交通事故>パトカー逆走、車追跡中バイクと衝突 男性重傷

環七宮前橋.JPG 18日午後9時25分ごろ、東京都世田谷区代田3の環状7号線交差点付近で、警視庁北沢署地域課の男性巡査部長(43)運転のパトカーが交通違反車両の追跡中に反対車線を逆走し、西東京市の男性会社員(39)運転の原付きバイクと正面衝突した。男性は胸を強打するなどして重傷。警視庁は巡査部長を自動車運転過失傷害容疑で書類送検する方針。巡査部長と助手席に同乗の男性巡査長(34)にけがはなかった。

 同署によると、パトカーは事故直前、同交差点近くのUターン禁止の場所でUターンした車両を発見。追尾するため、待機していた道路左のわき道から環状7号線に出た際に斜めに約25メートル逆走し、バイクと衝突した。パトカーは赤色灯は付けていたが、サイレンは鳴らしていなかったという。

 同署の佐藤公紀副署長は「パトカーの追跡が適切だったかを含めて捜査中であり詳しいことはコメントできない」と話している。【武内亮】


北沢警察署.jpg8月のニュース記事です。
自動車事故ではすぐに“加害者”の氏名や肩書きを公表し、マスコミはそのドライバーを極悪人のように書き立てるのが常のようです。
そこへ行くと、このニュース記事のように、大変適切な運転をなさった巡査部長どのは、例え重大な事故を起こしてしまっても、そのお名前は知らされることがないのですね。

以前にもありました。その警察官の将来を考えて氏名は公表しなかった、というコメントを見たこともあります。いや、警察官の方は将来性を考えてあげなくてはいけませんね。せっかく試験を受けて合格し、巡査部長におなりですから、今度は次の昇進を考えなくてはなりません。

一方で、警察以外のお役所の事務方や、民間企業などは吹けば飛ぶようなどうでも良い職場でしょうから、どんどん氏名を公表し、将来をつぶすのも、被害者感情を考えると当然ということになるのでしょう。この世の中でいちばん貴い警察官さまのお仕事とくらべたら、本当に取るに足らない職業ということですね。

さてそして、赤色灯はつけていたものの、サイレンを鳴らしていなかったパトカーについて、所轄の副署長さまは「パトカーの追跡が適切だったか‥」などと仰せです。でもパトカーを運転するお立場であれば、当然ご存じですよね。
追尾による速度違反取締りで、一般道なら60km/h以下で走行する場合に限ってサイレンの吹鳴を省略できる、ということを。そして、それ以外の場合は緊急車両はサイレンを吹鳴しなければならない、ということはもちろんご存じと思うのですが、如何でしょうか。

反対車線を斜めに突っ切ろうなどという、一般市民がしてはいけない運転をなさる時は、大きな音でサイレンを鳴らして頂かないと、急には一般車両は避けられないと思うのですが。それとも原付バイクに乗っていて鎖骨骨折の憂き目にあってしまったライダーの前方不注意の方が悪い、とお考えなのでしょうか。

いい加減にしろ。
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