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誰でも書類送検、除警察 [車/バイク]

毎日新聞 <違法駐車>事故原因に認定、所有者を異例の立件 埼玉

狭山事故現場.jpg 埼玉県警狭山署が、死傷事故の現場付近に違法駐車していたワゴン車の所有者2人を自動車運転過失致死傷容疑で、さいたま地検川越支部へ書類送検した。駐車車両は直接、事故に絡んではいないが、「事故を誘発する可能性を予見できた」と判断した。違法駐車を事故原因に認定して立件するのは異例で、県警は今後も同様に対処していく姿勢をみせている。

 書類送検されたのは同県入間市内の塗装会社役員の男性(42)と同県所沢市内の塗装業の男性(46)。

 調べでは、2人は今年5月12日午前11時25分ごろ、入間市上藤沢の市道で、駐停車禁止の規制がある交差点やその付近にそれぞれワゴン車を縦列駐車し、死傷者が出る事故を引き起こした疑い。

 東京都内の男性会社員(49)=自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕=の軽乗用車が、この2台を避けようとして対向車線にはみ出し、交差点で近くに住む派遣社員の男性(当時22歳)の原付きバイクと出合い頭に衝突。バイクの男性が死亡し、後ろに乗っていた妻(19)も軽傷を負った。

 同署によると、違法駐車した2人は数十メートル離れた住宅で塗装作業をしていた。「交通量が多くないので駐車しても大丈夫だと思った」と供述したという。

 しかし、現場の交差点は信号機がなく、コンクリート塀があって見通しも悪いため、狭山署は悪質と判断し、9月1日に送検した。県警交通捜査課は「今後も違法駐車が事故を誘発した場合は、道交法違反ではなく、自動車運転過失致死傷罪の適用を念頭に捜査していく」と話している。【浅野翔太郎、小泉大士】


狭山警察署.JPG2007年7月に千葉市美浜区で、駐車中の車に、高校自転車部の自転車が追突し死亡した事故を取り上げました。この時も駐車車両の持ち主を書類送検したこの事件には呆れたものでした。

このニュース記事のケースは全く理解不能なものではないと思われますが、駐車中の車を運過致死傷罪で立件することは慎重に願いたいと思います。

教習所で誰しも教わったことと思います。道路左端に障碍物があった場合は、右方向指示器を出し、障碍物との間隔が十分取れない場合は徐行し通行すること。もちろん本事故のような道の形であれば、なおさら前方の注意も求められたことと思います。
従って軽自動車の運転手に過失を問うのは仕方ないかも知れません。しかし障碍物に過失を問うのでしょうか。

交通事故を科学的に捉え、再発防止に役立てることは大切なことです。何でもドライバーの責任とし、道路構造やその他の状況は省みられず、お約束の三重責任(刑事・民事・行政)を問う法体系になっています。本来信号を設置すべきところにしていなかったとか、路面の舗装が滑りやすいものであるとか、鋭いカーブなのに、制限速度が不適切であったとかであったとしてもそれは一切問題にされません。悪いのは事故を起こしたお前だ。

それに比べると、駐車中の車の責任をも問うのは、ある意味進歩かも知れません。しかしその分軽自動車のドライバーの刑事責任を減じたり、行政処分を軽減するつもりがあるのでしょうか。

そしてこれまた例によって警察は無謬です。交差点にミラーが設置していなかったり、もしかしたら止まれの標識が木の枝に隠れていたりしても、それはきっと公安委員会の責任ではありません。そういう状況を踏まえて運転するべきであったドライバーが全責任を負うのです。
間違っても公安委員会や警察を責めようなどと思ってはいけないのです、ね。
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連続婦女暴行魔 中島大士

愛媛県今治市波止浜169在住の中島大士(なかしまたいし)は暴走族今治連合に所属する暴走族です。
彼らは少女を車で拉致して暴行を加えては、写真を撮り、自分たちには関東連合がバックについていると言って脅します。
そして、被害者の周囲で執拗に暴走を繰り返し、恐怖を与えて口封じをし、再び暴行に現れます。
今治連合の暴走族中島大士に気を付けて下さい。

by 連続婦女暴行魔 中島大士 (2015-12-24 04:16) 

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