何も回らない、何も回さない [趣味]
時事通信 SDカードの音楽アルバム=米サンディスク開発、レコード大手が発売へ
*【ロサンゼルス22日時事】米半導体メモリー大手のサンディスクは22日、同社のマイクロ・SDカードに楽曲を収録した新たな形態のアルバム「スロット・ミュージック」を開発し、今年末商戦に向けてユニバーサル・ミュージック・グループ、ソニーBGMなどレコード大手4社が所属アーティストのアルバムを発売すると発表した。CDに代わる新たな音楽メディアと位置づけ、CD並みの価格で小売り最大手のウォルマート・ストアーズ、家電販売チェーン大手のベスト・バイのほか、オンラインでも販売する。
いつかはこうした動きが出てくると信じていました。本当は音楽データがアナログからデジタルになった瞬間からもう考えられても良かったのかも知れません。
ただ当初はデジタルデータの格納には、どうしても回るメディアが必要だったのだろうと思います。44.1kHzのサンプリングでLPレコードに優る量の記録が可能なメディアとして、CDは画期的で、それをしのぐ記録媒体は存在しなかったでしょう。もちろんハードディスクはあったでしょうけれど、レコード同様に持ち歩いてどこでも再生機に乗せれば音が出るというのには不向きだったと思います。
しかしその後DVD、次いでブルーレイも登場し、何よりSDカードのようなサイズの小さい大容量メモリが出て来ました。この時点でCDはもう終わりだと思っていました。
もう何かを回してデジタルデータを読み出したり書き込む必要はなくなって来たのだろうと思います。
既にiPodやウォークマンなどを見れば、圧縮はしているものの、この小さな器械に入るCDの枚数を考えたら驚異的でした。
もう一つ考えていたのは、CD愛好者はレコードの呪縛?から逃げられないのかも知れないと考えています。何かを回して音楽を聴く習慣が長く続いたために、レコードからCDへの移行はある意味スムーズに行われたのかも知れません。私自身最初CDではクロストークはどうだろう、ワウフラッターはどの程度なのだろう、などと考えていました。
そして実際にレコードと非常に似ていることに、盤面を傷つけて音が飛んだり、最悪再生出来なかったりと、レコードと同じような症状が出ることがあります。
「何も回らない、何も回さない」時代が目前と思っていたところ、このニュース記事を見ました。レコードが消えて行ったように、間もなくCDが消えて行くのでしょう。
一抹のノスタルジーはありますが、当然の流れとも思えます。
*【ロサンゼルス22日時事】米半導体メモリー大手のサンディスクは22日、同社のマイクロ・SDカードに楽曲を収録した新たな形態のアルバム「スロット・ミュージック」を開発し、今年末商戦に向けてユニバーサル・ミュージック・グループ、ソニーBGMなどレコード大手4社が所属アーティストのアルバムを発売すると発表した。CDに代わる新たな音楽メディアと位置づけ、CD並みの価格で小売り最大手のウォルマート・ストアーズ、家電販売チェーン大手のベスト・バイのほか、オンラインでも販売する。
いつかはこうした動きが出てくると信じていました。本当は音楽データがアナログからデジタルになった瞬間からもう考えられても良かったのかも知れません。
ただ当初はデジタルデータの格納には、どうしても回るメディアが必要だったのだろうと思います。44.1kHzのサンプリングでLPレコードに優る量の記録が可能なメディアとして、CDは画期的で、それをしのぐ記録媒体は存在しなかったでしょう。もちろんハードディスクはあったでしょうけれど、レコード同様に持ち歩いてどこでも再生機に乗せれば音が出るというのには不向きだったと思います。
しかしその後DVD、次いでブルーレイも登場し、何よりSDカードのようなサイズの小さい大容量メモリが出て来ました。この時点でCDはもう終わりだと思っていました。
もう何かを回してデジタルデータを読み出したり書き込む必要はなくなって来たのだろうと思います。
既にiPodやウォークマンなどを見れば、圧縮はしているものの、この小さな器械に入るCDの枚数を考えたら驚異的でした。
もう一つ考えていたのは、CD愛好者はレコードの呪縛?から逃げられないのかも知れないと考えています。何かを回して音楽を聴く習慣が長く続いたために、レコードからCDへの移行はある意味スムーズに行われたのかも知れません。私自身最初CDではクロストークはどうだろう、ワウフラッターはどの程度なのだろう、などと考えていました。
そして実際にレコードと非常に似ていることに、盤面を傷つけて音が飛んだり、最悪再生出来なかったりと、レコードと同じような症状が出ることがあります。
「何も回らない、何も回さない」時代が目前と思っていたところ、このニュース記事を見ました。レコードが消えて行ったように、間もなくCDが消えて行くのでしょう。
一抹のノスタルジーはありますが、当然の流れとも思えます。
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