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マイコプラズマ肺炎とOTC、保険証 [医療制度/行政]

産経新聞 市販薬効かぬ肺炎 全国で感染者増、ご注意

マイコプラズマ.jpg インフルエンザが流行する一方で、高熱や激しいせきが長く続く「マイコプラズマ肺炎」にかかる人も増えている。市販薬は効かず、治療が遅れると重症化する恐れもあることから、専門家は注意を呼び掛けている。

 国立感染症研究所(東京)によると、定点観測している全国約450医療機関から報告された患者数は、11月10日から今月7日までに857人で、昨年の同じ時期より96人増。患者数が多いのは青森、宮城、福島、愛媛、沖縄県などだった。

 病原体は「肺炎マイコプラズマ」と呼ばれる細菌の一種。気管支で増殖し、炎症を引き起こす。感染すると高熱が出て、乾いた激しいせきが長く続くのが特徴だ。同研究所の荒川宜親・細菌第2部長は「晩秋から春にかけて流行する傾向があり、これから感染者は増える」と指摘している。


昨年12月のニュース記事です。
何と感想を書いて良いのか、ピンボケ記事に首をかしげてしまいます。そもそも肺炎を市販薬で治そうという発想がどうかしています。マイコプラズマに限らず、薬店で買って来たOTC(市販薬)でお茶を濁そうと思っていても、治るはずもなく、どんどんひどい状態になって行ってしまう危険があります。

国立感染症研究所.jpgマイコプラズマは幸い現在抗菌力のある抗生剤・抗菌剤があり、きちんと治療すれば制圧することが難しいというものではありません。

多くの場合患者さんは適当な総合感冒薬を薬店で求め、数日服用しても良くならないとみると、諦めて?医療機関を受診し、きちんとした治療を受けます。そして事なきを得ることが多い訳ですが、今日の状況はそれを許さなくなって来ています。
国保も、後期高齢者医療制度も、保険料滞納者は、保険証を取り上げることになってしまいました。こういう人がマイコプラズマ肺炎にかかって、医療費が払えないために命を落とすことにもなりかねません。

保険料を払わないヤツが悪い。そう言って国民を見殺しにする政府は鬼です。国家の体をなしているとは言えません。
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