SSブログ

全国でクラシックを [音楽/読書]

上毛新聞 草津音楽アカデミー開幕

 世界各国から一流の演奏家が集い、コンサートと若手演奏家のレッスンを行う第二十八回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル(関信越音楽協会、草津町主催)が十七日、草津音楽の森国際コンサートホールで開幕した。三十日までコンサートやレッスン、友の会による街角コンサートなどが行われ、湯の街はクラシック音楽に包まれる。

 今年のフェスティバルは「ベートーベンからブラームスへ」をテーマに、産業革命などの「時代の変革期」に活躍したロマン派の作曲家の作品を中心に取り上げる。ベートーベンをはじめ、シューベルト、メンデルスゾーンなどの名曲を世界的な演奏家が優雅に奏でる。

 オープニング・コンサートでは群馬交響楽団がフランシス・トラビスさんの指揮で、ドボルザークの「バイオリン協奏曲 イ短調」などを演奏。満員の観客を魅了し、同イベントの開幕を華やかに飾った。

毎年東京国際フォーラムで行われる「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のような大きなイベント以外に、こうして各地でクラシック音楽の催しが行われることは嬉しい限りです。
温泉だけで観光客を集めようとするのでなく、こうした演奏会を開催するのは大変有意義なことと思います。

こうした各地のイベントの情報をくまなく収集するのは難しいのですが、他には最近では10月6日から8日まで、兵庫県赤穂市で「赤穂国際音楽祭」が開催されました。
これはオーケストラではなく、室内楽の演奏会で、ある意味地味かも知れませんが、ヴァイオリニスト樫本大進の人気と、赤穂市の街を挙げての一大イベントであるという位置づけもあって、前売り券の売れ行きも上々、実際の会場も満員御礼だったようです。

こうしたイベントが各地でもっと増えてくれることを期待したいと思います。
他のジャンルの音楽も良いけれど、クラシックを「聴かない」のは「もったいない」という気がしています。


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 4

majubijou

おはようです^^

私は滅多にクラシックを聴きません・・・・
でも、若いときと比べると
自分の好きな音楽のジャンルが変わってきました
前は流行物を好んでいたのですが、
今はほとんど海外のものを聴いています。
スペイン語の音楽が自分が心地言いと感じるとは
思ってもみなかったですけど 笑
だから、きっとクラシックももう少したてば聴くようになるんではないかと
そう思っています。
言葉のないメロディだけにココロが癒されるように
なる日が早くくればいいなぁと思っています。
母は時々一人の時に聴くみたいです。
by majubijou (2007-10-21 10:25) 

筍ENT

majubijouさんの好みの変化もあるかも知れませんが、今「流行り」のものに、人の心にしみていくものがなくなって来たこともあるかも知れませんね。
何でも海外のものが良い訳ではないでしょうけれど、今の日本の“音楽”と称するものにやや問題あり、なのかも知れないと思っています。

言葉のない音楽を受け入れる能力は日本人が優れていると聞いたことがあります。クラシックに限りませんが色々もっと楽しめる音楽の世界があるかも知れませんね。

コメントありがとうございました。
by 筍ENT (2007-10-21 13:36) 

yokohamachuo

意外と思われるかも知れませんが、実は私は昨年、草津へ行って記事のコンサートを鑑賞しました。
私の親父は本場の音楽を堪能したいが為にオーストリアに渡航するような「クラッシックマニア」であり、草津へもその親父に付き合う格好で出掛けた、というのが事の真相だったりします。
親父曰く、「草津のコンサートは奏者の力が適度に抜けているので、結構良い演奏をしたりする」との事で、今年も行った模様です。
ちなみに、草津のこの行事は結構有名なようで、昨年私が行った時はノーベル賞を受賞した小柴教授や、落語家の柳家小三治氏も来場していました。
by yokohamachuo (2007-10-22 00:45) 

筍ENT

びっくりしました。

何とyokohamachuoさんが実際に草津のコンサートを聴かれたとは‥。
ご指摘の通り、正装してサントリーホールで演奏する、などというより、肩の力が抜けた演奏が出来て良いのかも知れませんね。
草津のイベントを知らなかったのは私の不注意ではありました。
コメントありがとうございます。

実は私も赤穂国際音楽祭に行って来ました。こちらは赤穂市の街おこしという色彩が強く、もっと都市部でコンサートを行えばもっと集客出来たかも知れないとは思います。赤穂城址の櫓門をむりやりステージにして、屋外で鳥がチュンチュンさえずり、風が吹く中で「室内楽」を演奏するという、前代未聞の演奏会ではありました。

最終日はおそらくハコモノとしか思えない、赤穂市の規模から考えたらおよそ立派な「ハーモニーホール」での演奏でしたが、聴衆は殆どが赤穂市民のようでした。

そして、樫本大進のファンである奥様に連れられて、かの日銀総裁福井俊彦氏もこの演奏会に来ていたのを目撃しました。

デジカメを持参するのを忘れたため、生の写真を掲載することができずちょっと残念です。
by 筍ENT (2007-10-22 22:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

最悪の改竄公的病院と採算 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。