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小児救急 [診療]

東京新聞 子どもが病気 親の対応は 家でもケア学ぶ

セシオン杉並.jpg 小児医療の基礎を学び親の不安と、医師の負担を減らしたい-。子育て中の母親らでつくる「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達の会」(東京)が七月六日、発足一周年を記念し杉並区梅里のセシオン杉並で、小児科医四人による基礎講座と個別相談会を開く。 (西田義洋)

 同会代表の阿真京子さん(33)は新宿区に住む二児の母。四年前、九カ月だった長男が重度のけいれんで病院に救急搬送された。「胸がつぶれそう」なほど長男が気になる一方で、待合室のほかの親たちが長い待ち時間にいらだっているのが分かった。

 その後、友人の小児科医から、二十四時間や三十六時間の連続勤務で疲れきった医師が子どもを診るのが当たり前だという実態を教えられた。「親として何かできないか」と昨年四月に同会を発足。十月から小さな講座を七回開いた。近く埼玉や山口で講座を実施、神奈川や茨城などでも準備を進めている。

 阿真さんは「どんなときに病院へ連れていけばいいか、どんなときは家でみていても大丈夫か。医師から直接聞けば、パパやママの安心につながるのではないか」と話している。

 当日は第一部として、午前十時から一時間、小児科医四人が別の部屋で講演する。

 済生会栗橋病院(埼玉県栗橋町)の白髪宏司副院長は「知ろう!予防できる子どもの病気 守ろう!ワクチンで」、山王病院(港区)の小林真澄医師は「けいれんの対処法」、カナダ・トロント小児病院の本間靖啓医師は「日本に子どものICUが少ないってほんと?」、まつしま病院(江戸川区)の佐山圭子医師は「子どもに多い症状とおうちでできるケア」がテーマ。

 第二部は午前十一時十分-十二時十分で、白髪医師が「救急のかかり方」を講演。事前予約で小林、佐山両医師が個別相談(一人十五分)も受ける。参加費千円。参加申し込みが必要。問い合わせは、ファクス=03(3360)1124=か、電子メール=iryo_info@yahoo.co.jp=で。


済生会栗橋病院.jpg6月のニュース記事です。
小児科医療をよく見て来た訳ではありませんが、夜間等救急で一番多いのは発熱のようです。かかりつけの医院も、どこの小児科も、通常の時間帯の外来はもう終了している。親としては心配にかられる。いきおい救急病院につめかけることになります。

小児の症状で救急診療を要するものは限られていると思います。例えば脱水などで口から水分が摂れない、加えて嘔吐・下痢までしている、となれば、生命の危険もあります。
こうした緊急性の高い患児が救急医療を要する一方で、そうでない親子が外来におしかけている現状はやはり改善の必要があるでしょう。

そして何よりコンビニ受診‥昼は両親ともに仕事が忙しいので、この時間しか受診できない。そういう身勝手な受診は控えてほしいものです。体温が37.5度を超えて保育園等から呼び出しがあったら、心配であればすぐその足でかかりつけ医に見せるべきです。

医療崩壊の真の原因は他にも多々ありますが、少しでもその崩壊を止める方向に患者さん側の理解を頂きたいと思います。
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